2016年3月-4月「WEメルマ!」第28号

投稿日:2016年4月12日

2016年3月-4月
特定非営利活動法人ウィメンズアイ WEメルマ! 第28号————————————————–
名刺交換をさせていただいた皆様にお送りしております
イベントや出展、講座が目白押しでめまぐるしかった3月。少し遅れた発行になってしまったメルマガですが、そうこうするうちに桜前線は宮城にも到達したようです。

【お知らせ】——————————————————————-
◆◆◆速報、今年度のWE報告会&交流会の概要が決まりました。
みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。どうぞ、今からカレンダーにチェックをお願いします。2015年度にWEがスタートした食にまつわる事業の成果もお楽しみに。
日時:6月18日(土) 12:00~13:30(第1部報告会)13:30~16:00(第2部交流会)
会場:東京・神保町 EDITORY(予定)
◆◆◆2015年3月開催の国際地域女性アカデミーin東北の報告書ができました
メルマガやWEBではなかなかお伝えしきれていなかった、アカデミーの内容や関わってくださった方々の声、仙台での国連防災世界会議への波及成果などもわかる内容となっています。こちらの国際地域女性アカデミーHPからダウンロードできます(PDF:8MB)
http://watohoku.com/academy#report 
◆◆◆ひころマルシェ 5/22(日)南三陸町入谷ひころの里での開催が決定しました。
「おいしい・楽しい・すこやかなくらし&いっぱい走れる子どもあそび場」を合い言葉に、地元のフレッシュな野菜やパン、焼き菓子、おいしい手づくり食品、ナチュラルクラフト、リサイクルなどの出店を募集しています。
子どもあそび場をお手伝いしてくださるボランティアも募集しています。詳しくは、info@womenseye.netまで
◆◆◆4/24、アースデイ東北、WEも竹テントで協力します
アースデイは、地球環境について考える日として提案されたお祭りです。1970年にサンフランシスコで始まり、今までに世界170ヵ国で五億人以上が参加しています。今年初めて仙台で開催されるアースデイ東北には、宮城を中心に東北じゅうから、オーガニックフードやワークショップ、ハンドメイドが集まります。WEも、昨年9月のワークショップで作った竹テントで協力します! 当日ぜひ会場でお会いしましょう。
アースデイ東北 4月24日 9:00~17:00 錦町公園(仙台市青葉区本町2丁目21-1)
http://earth-day-tohoku.strikingly.com
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【WEニュース短信】
◆◆◆新任理事に、田島誠氏(国際協力NGOセンター防災アドバイザー)
3月14日の理事会にて、理事・太田まさ子さんの退任と、新理事・田島誠さんの就任が承認されました。
田島さんは、学生時代にカンホ?シ?ア難民救援活動に参加してタイの日本奉仕センター(現、JVC)に派遣されてのち、米国での学業を経て、おもに、JICA(国際協力機構)の専門家としてタイ、ミャンマー、マレーシアなと?て?活動。東日本大震災においては、JANIC(国際協力NGOセンター) 震災タスクフォースチーフコーテ?ィネーターとして活躍されました。
国際地域女性アカデミーin東北においては、防災関連の講座設計と講師をお願いしております。
ミシカ?ン大学自然資源学士(森林生態学/環境教育)、ハワイ大学農業修士(アク?ロフォレストリー)。
◆◆◆ピースオンアース@日比谷
3月11日~12日の2日間にわたり、南三陸町や気仙沼の物産を販売したWEのブースにはたくさんのWEボランティアスタッフが参加してくれました。「女性のまなざしで地元を元気にプロジェクトin南三陸」の販売研修として、南三陸町から及川美樹さん(Vent-ヴァン)、高橋瞳さん(お菓子なくまさん-clay handmade-)もブースに参加。お2人ともこの経験が今後の商品制作や販売方法にたいへん参考になったそうです。WEのスタッフのみなさんにお世話になりました、と感謝のコメントをいただきました。
◆◆◆「編んだもんだら公式ガイドブック」が発売されました◆◆◆
WEの前身RQ被災地女性支援センターのボランティアたちが立ち上げの材料調達と販路づくり、販売を支援してきたエコたわし「編んだもんだら」。現在も、登米の「コンテナおおあみ」の事業として続いています。このたび、これまでの歩みや編み手の紹介などをまとめた公式ガイドブックが発売されました。こちらのサイトから通販でも購入できるそうです。
http://andamondara.ocnk.net/product-list/2
◆◆◆久しぶりの編み物講座。再会、近況報告と大賑わいでした◆◆◆
京都からニット作家のatricotさんが来てくださり、色とりどりのドイツの毛糸で小物を編むお楽しみ講座を、気仙沼のプロジェクトKさんが運営する「はしかみ交流広場」と、歌津・平成の森交流室で開催しました。ワカメ漁で忙しい時期にも関わらず大勢の方が参加。大半が、60代~70、80代のみなさんでした。どちらの会場でも、お久しぶりの方々とたくさん再会し、近況をうかがうことができました。集まってわーっとおしゃべりしたかと思うと、しーんと真剣に編み始めるのが編み物講座。そうそう、こんな感じだったと懐かしく思い出しました。「家を建てたから遊びにけらい(いらっしゃい)」と嬉しそうに話す新しい暮らしが始まった方も多い一方、しばらく仮設に残る方も入り交じった過渡期。この春~夏にかけては復興公営住宅へのお引っ越しもラッシュとなりそうです。こうした公民館的なサロン活動は細々とでも続けていけたらと考えています。
◆◆◆食のしごと勉強会第4弾、希望あふれるお話にみんなワクワクした夜でした◆◆◆
第4弾:3/29 パンのお話会~地方で人をつなぐパンの魅力(講師:パンラボ主宰 池田浩明さん)
講師の池田浩明さんは、日本中のパンを食べ歩き、パンのイベントを企画し、パンに関する著作も豊富なパンの世界の有名人。前日、当日とWEのパン教室の視察や、ここむぎの練習会、そして入谷の無農薬小麦畑を見学しました。麦から育てた「ここむぎ」のパンを食べて「美味しいですね、小麦が甘い。土地のせいでしょうか」と嬉しいコメント。
世の中はいま、空前のパンブーム。お話会では、いま「ものすごく田舎」にあるパン屋さんをはじめ、特徴あるパン屋さんに注目が集まっていることを、日本各地の事例を紹介しながら教えていただきました。後半は、WEのパン講座の先生をお願いしている石巻のパン工房ficelle高橋清美さんとの対談。三陸の土地の恵みをいかしたパン作りについて。海あり山あり素材が豊かないいパンが作れそうだと、会場の参加者も巻き込みながら夢が膨らみました
参加した方からは「ああ、これでいいんだと思いました、自分たちにもできるような気がした」「南三陸にいるんじゃないみたい…(WEBマガジンCOLOCALの世界に入り込んだみたいだった!?)」との感想をいただきました。2016年度、WEのパン事業もます本格化します。
2015年度の食のしごと勉強会シリーズは今回で終了です。
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◆◆◆WEレポート◆◆◆
◆◆ 三陸ワカメまつり@上野桜木あたり 無事終了しました
谷中墓地~上野公園のお花見散歩ルートのちょうど中程に位置する「上野桜木あたり」で開催した今年の活動展「三陸ワカメ祭り」。桜はまだ2~3分咲きでしたが、3/26、27の2日間で約1800名の来場者においでいただきました。
販売研修も兼ねた三陸マルシェコーナーで2日間で販売したワカメは飲食提供分も含めるとゆうに100kg以上。生ワカメのしゃぶしゃぶをはじめて体験したみなさんが「おいしい」を連発していたのが嬉しかったと、泰東丸(南三陸町戸倉)の及川八千代さん。町内のマルシェや朝市、福興市でがんばっていますが、関東での販売はこの研修が初めてでした。
ビーンズくらぶ(南三陸町入谷)の阿部恵美子さん、阿部久子さんのブースでは、手塩にかけた納豆があっという間に完売。がんもどきも好評でした。農業体験にぜひ来てくださいというアピールにも興味を示す方々が多数。
WEブースでは、いつもの人気商品のほか、10月末のWEとめぐる南三陸でも訪問した「南三陸町おふくろの味研究会 魚市場キッチン」が発売した缶詰を先行販売。販売レポートをお返ししました。
マルシェコーナーのほかには「おら酒」(南三陸おらほの酒づくりプロジェクト)と南三陸の多彩な味が楽しめる飲食コーナー、写真展やパネルの展示コーナーも。お客様とたくさんお話し、被災地の今を伝えて関心を高めていただくことができました。
会場となった「上野桜木あたり」は、古民家3件をリノベーションして路地でつないだ複合施設。コミュニティを大事にし、東京と地方とつなげる活動をしていきたいとのことで、今回のイベントをたいへん喜んでくださいました。そして、昨年3月14日のオープン以来「もっともにぎわっていました」とのこと。場の力からか雰囲気もとても良く、良いお客様がたくさん来てくださり、出店者とのあらたなご縁が生まれていくのが印象的でした。
3/26の読売新聞に掲載していただきました。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20160327-OYTNT50005.html
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〔3月の活動報告〕
◆宮城
3/3 木 入谷塾@町営入谷復興住宅 集会所
3/12土-13日 竹テントマルシェ、茜染めミニワークショップ
3/13 日 登米・南三陸シングルマザー親子の会(館ヶ森アーク牧場)
3/14 月 理事会
3/14月-15火 Adobeイラストレーター講座(WEスタッフ向け)
3/16 水 ここむぎミーティング
3/20 日 南三陸てづくりマルシェ WEトルティーヤ体験ブース出店
3/21 祝 南三陸てづくりマルシェ
3/23 水 みきさん体操講座@山の神平福祉仮設14:00、@奏海の杜16:00
     カラダメンテナンス@戸倉「ちょこっと」19:00
3/27 日 宮城県震災復興担い手NPO等支援事業成果報告会@仙台市駅前アエル
3/28 月 パン教室(石巻フィセルパン工房)
3/29 火 ここむぎパンづくりの会/食のしごと勉強会第4弾~地方で人をつなぐパンの魅力
3/30 水 プロジェクトK編み物教室 13:00-15:30
3/31 木 ニットカフェ@歌津平成の森
◆東京、その他
3/3 木 JICA公開イベント「ジェンダー・多様性と災害リスク削減: アジアの現場から」(石本)
3/4金-6日 TOMODACHI東北の高校生・大学生向けGlobal Leadership Academy(石本)
3/8 火 日清製粉 防災WSライフポーチ
3/11金-12土 ピースオンアース@日比谷
3/26土-27日 活動展「三陸ワカメまつり@上野桜木あたり」
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〔4月からの活動予定〕
◆宮城
4/7 木 理事会
4/15 金 みきさん体操教室@戸倉ちょこっと19時-
4/24 日 アースデイ東北 竹テント協力
4/25 月 ブックスランチ会withロータリー
5/22 土 ひころマルシェ with こどもあそび場
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〔編集後記〕
桜をはじめ、南三陸町に花の木を植える活動があちこちで活発に行われています。入谷地区では花見山計画が急ピッチで進み、レンギョウ、花桃、杏などが植樹され、東屋が建設されはじめました。4/29からのGWにはオープニングイベントが行われるそう。一方、牡蠣のASC(責任ある養殖に関する世界基準)認証で話題になっている戸倉では毎月1回の漁協イベント「戸倉漁師の会」が好評を博しています。これまでの被災地訪問とちがい、構えず普通に訪ねて来てほしいという願いが形をあらわしはじめています。このGW、東北を旅してみませんか。
(塩本)
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