投稿日:2015年10月28日
日本のひとり親家庭は貧困率が高いだけでなく様々な課題を抱えています。仕事・生活・離婚前後の状況・子育て・教育・メンタルケア・社会資源…広範囲にわたる情報を知り、支援を行うために、最も現場をよく知る講師陣による養成講座入門編です。当事者の体験を聞き、ひとり親がエンパワーできる支援を行っていきましょう。
(写真:専門の講師を招いての講座で学び合うwawawaメンバー)
9:15 開場
9:30 オリエンテーション (石本めぐみ NPO法人ウィメンズアイ代表理事)
9:45~11:30 シングルマザーの現状と支援
(赤石千衣子 NPO法人しんぐるまざあず・ ふぉーらむ理事長)
11:30~12:00 ひとり親が語る「わたしたちの体験」(ひとり親当事者)
13:00~14:50 日本のひとり親に関する法律手続き
(佐藤由紀子弁護士)
15:00~17:00 DV被害者への支援 (鈴木えみ子 シングルマザーのWindys Club)
9:15 開場
9:30 オリエンテーション (石本めぐみ)
10:00~12:00 シングルマザーの就業支援とライフキャリア
(行場麻衣子 仙台市母子家庭相談支援センター)
12:00~12:30 ひとり親が語る「わたしたちの体験」(村上吉宣 全国父子家庭支援ネットワーク代表理事)
13:30~15:20 ひとり親家庭の子どもの心と関わり方
(小林純子 特定非営利活動法人チャイルドラインみやぎ代表理事)
15:30~16:30 相談事例検討 (赤石千衣子)
16:30~17:00 ふりかえり・交流会
●講師紹介●
佐藤由紀子
仙台弁護士会所属。佐藤由紀子法律事務所。労働、セクシャル・ハラスメント、離婚、DVなどの問題について、主に女性の権利の確立のために活動。日弁連・仙台弁護士会の両性の平等に関する委員会のほか日弁連障がい者差別禁止法に関する特別部会にも所属。微力ながら、差別のない社会の実現に力を尽くしたい。
小林純子
(特定非営利活動法人チャイルドラインみやぎ代表理事)子育て中にNPO活動に関わり、1998年、米国でNPO研修を受けたのを機に、子ども・家庭支援のNPO団体を設立、仙台市の子育て支援施設や児童館の指定管理などを手掛けた。2001年に子ども電話「チャイルドラインみやぎ」を設立、現在に至る。この間、ひとり親の調査や支援、東日本大震災被災沿岸部の支援を行っている。
行場麻衣子
仙台市母子家庭相談支援センター所長。シングルマザーを含めたシングル女性の経済的自由・自立がライフワーク。
小林 美樹
仙台市母子家庭相談支援センター 母子相談支援員としてシングルマザーの就労・自立相談及びセミナー講師に従事。2級キャリア・コンサルティング技能士。23年勤務した人材サービス会社で7000人以上の方の就職相談を経験。
鈴木えみこ
「シングルマザーのWindys Club」を主宰し、仙台市内で15年にわたり語り合いの場を継続してきた。他に、フェミニストカウンセリング技法に基づくCRグループや自己主張トレーニングにも携わってきた。「ウィメンズカウンセリングいずみ」所属のカウンセラー。
行政の社会福祉部門にて、14年のケースワーカー経験がある。
赤石千衣子
非婚シングルマザー。NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長。反貧困ネットワーク世話人。社会保障審議会ひとり親家庭の支援の在り方に関わる専門委員会参加人。朝日新聞論壇委員。著書に『ひとり親家庭』(岩波新書)、編著に『シングルマザーのあなたに 暮らしを乗り切る53の方法』(現代書館)などがある
[日時]11月28日(土) 29日(日)
[場所]エスポール宮城(一般財団法人宮城青年会館) 2階 第1会議室
宮城県仙台市宮城野区幸町四丁目5番1号 http://www.seinenkaikan.or.jp/
[参加費]1日3,000円、2日間通し5,000円(ひとり親当事者は1日2,000円、2日間3,000円)
主催:ウィメンズアイ、しんぐるまざあず・ふぉーらむ
協力:wawawa
助成:みやぎ地域復興支援助成、JWLIの会、登米子育て支援ネットワーク
*wawawaは、登米市・南三陸町を中心としたシングルマザー親子のグループです。