2020年1月-3月「WEメルマ!」第54号 ウィのパン、通販始めます!ワカメと一緒に是非

投稿日:2020年3月24日

2020年 1月-3月
特定非営利活動法人ウィメンズアイ WEメルマ! 第54号
名刺交換をさせていただいたみなさまにお送りしております

 

 

東日本大震災から9年目に入りました。
南三陸町では3月9日に、震災復興祈念公園の二次開園が行われ、「語り継ぎの広場」や「未来の森」が散策できるようになり、志津川湾が見渡せる丘にのぼり、祈りをささげました。
例年多くの人が訪れるこの時期も静か。福興市も2ヶ月続けて中止です。1日も早く平常化されますように。読者の皆様もなにとぞお体大切になさってください。

 

Contents
・三陸ワカメまつり、開催断念しました。ぜひウェブショップをご利用ください
・4月スタート、マンスリーサポーターキャンペーン始めます
・3月、新聞各社に取材していただきました
・東京・全學寺でのイベント「すきだっちゃ、南三陸!」に参加
・WEレポート みんなの子育てフェスタ 大盛況

 

・・・残念……三陸ワカメまつり、開催断念しました
・・・ウィのパン、ワカメ、ワイン、ぜひウェブショップをご利用ください
毎年3月に東京・上野桜木で開催してきた「三陸ワカメまつり」。「春はワカメ」とばかりにすっかり恒例行事として楽しみにしていただいていたのですが、今般の新型コロナウイルス感染防止の観点から中止と決定しました
残念です。
お届けしたかった南三陸町の旬の美味しいものたち、せめて、お取り寄せでワカメまつりの雰囲気を楽しんでみませんか。ウィも大急ぎで、直営のウェブショップ「うみさと工舎」をオープンしました。どうぞ応援してください。

 

・「うみさと工舎」
パン菓子工房ouiで焼くウィのパンと、たみこの海パックの塩蔵ワカメをセットにした期間限定、数量限定のパンセット販売始めました。昨年のワカメまつりでも好評だったワカメとフランスパン生地を合わせた「エピ」「フーガス」、ひじきを練りこんだグリッシーニなど。ぜひご利用ください。
https://umisatokosha.thebase.in/

 

・「たみこの海パック」
ワカメを送っていただいている南三陸町戸倉の「たみこの海パック」阿部民子さんは予定されていた他所でのワカメ販売イベントも続々と中止になってしまったそうです。
今年の旬のワカメの出荷が本格化しています。ご家庭でもワカメまつり気分で三陸直送のワカメしゃぶしゃぶが味わえます、ぜひお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。「たみこの海パック」、しゃぶしゃぶ生わかめパックのページはこちらから。

https://www.tamipack.jp/商品一覧/生わかめ-本干しわかめ/たみこのしゃぶしゃぶ生わかめパック/

 

・「南三陸ワイナリー」
今年のワカメまつりでワインの試飲会をしてくださる予定だった「南三陸ワイナリー」さんも、都内イベントが3月以降軒並み中止になっているそう。今年の町内ワイナリー建設に向けて頑張っていらっしゃいます。オンラインストアで購入できますので、ぜひ、お花見のお供に!
https://www.msr-wine.com

 

・・・ウィメンズアイはこれからも活動を続けていきたい!
・・・4月スタート、マンスリーサポーターキャンペーン始めます
震災10年目を迎えるにあたり、ウィメンズアイではビジョンミーティングを行い、こらからも南三陸町での地域団体として、また、地方に暮らす女性たちをエンパワーする団体として活動を続けていく決意を新たにしました。地方の女性が生き生きすることで、地域の暮らしがより良くなり、ひいては日本の元気につながっていきます。
活動を続けていくには、皆様の力が必要です。寄付キャンペーンを行うことにしました。4月上旬にスタートします、号外にてお知らせしますので、なにとぞご支援ください。

 

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:::WEニュース短信:::

 

3月、新聞各社に取材していただきました
東日本大震災被災地に注目が集まるこの時期、2紙に取材していただきました。

 

*小さななりわい「挑戦後押し 地域元気に」
河北新報 3月10日 東日本大震災9年 つなぐ つくる 災後の女性
→パン菓子工房ouiの取り組み、小さなナリワイ塾参加者のその後など

 

*「南三陸とチリ、ツナミが結ぶ女性たち 食べて生きる映画」
朝日新聞デジタル(有料会員限定記事)3月11日 17時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN3C536XN39UHBI00S.html
→ウィが南三陸町コーディネートを担当した、チリとの映画プロジェクトの現場レポートです。映画はチリで公開され、日本での公開に向けて準備しています。

 

・埼玉・入間市「みんなで学ぼう災害と人権への配慮~地域における女性視点」
2月5日、埼玉県入間市人権問題講演会で、石本が災害時の女性の人権について理解を深めるための70分の講演をさせて頂きました。地域の多様な担い手、市長、教育長が最後まで真剣に耳を傾けて下さいました。事後に、入間市の担当の方が参加者78名の感想を送ってくれたので、みなさんにご紹介します!
「前例や慣習にとらわれず、よりよくするために地域で話し合っておくことが大事」「他人事だったが自分のこととして考えようと思えた。地域コミュニティが大事」「自分が住んでいる地域がどんな地域か住民が知っておくことが必要だと気づいた」「女性が中心に加わる工夫が必要だと思った」「災害時に対しての考え方が変わった。今できない、やっていないことは、いざという時にできない」「女性目線を平時から活用して防災にもつなげられたらと感じた」

 

・東京・全學寺でのイベント「すきだっちゃ、南三陸!」に参加
2月11日、東京都足立区の全學寺で、大正大学の学生たちとお寺を取り巻くコミュニティとのコラボでおこなわれた復興チャリティイベント「第2回 すきだっちゃ南三陸」に、語り部コーナーのコーディネーターとして参加してきました。南三陸で子育てするママの声を伝えてほしいということで、ウィでもお世話になっている戸倉・泰東丸の及川八千代さんにお話をお願いしました。話すと泣いてしまいそうだから人前での語り部は遠慮してきたという及川さんですが、今回は東京のママたちに震災当時2歳半の子どもを抱えていた自分の話が役立てばと受けてくださいました。お子さん連れを含むたくさんの方が聞いてくださり、及川さんの真摯な言葉に頷いておられました。
地域に開いたお寺をめざしておられる全學寺の副住職ご夫妻の人柄があらわれた、温かいイベントでした。また、本イベントのチャリティ企画で集まった募金をウィメンズアイにご寄付いただきました。
イベントに関わられたみなさま、ご来場のみなさま、ありがとうございました。ご縁に感謝いたします。

 

・岩手・田野畑村でウィメンズアイのお話会を開催しました
2/24(月・祝)、岩手・田野畑村で、ウィメンズアイお話会「ママの『やりたい』が地域の元気に~小さい一歩の踏み出し方」を開催しました。予定では石本、塩本、中島の3人で田野畑村にお邪魔する予定でしたが、東京ではコロナウイルスの感染が出ていたこともあり出張は断念。急遽、現地とオンラインでつなぎ、ウィのパン菓子シェア工房や、ひころマルシェで活躍する素敵な女性たちの事例をお話ししました。また、トークゲストはグラスルーツ・アカデミー東北の参加者で同じ岩手(陸前高田)の板林恵さん(一社SAVE TAKATA)にお願いし、地元団体「ママのぱわーすぽっと」を作って、ママフェスを小さくはじめたお話などしてもらいました。
田野畑村会場には15名ほどの参加者。話を聞いた感想や、こんな思いを持っているんだよ! という気持ちをシェアし合いました。田野畑村のみなさん次回会いにいきます。

 

:::WE レポート:::
::: 2月9日(日)、第5回「みんなの子そだてフェスタ」、大盛況のうち終わりました

 

会場は南三陸町志津川の市街地に昨年新しく完成した生涯学習センター。南三陸産のFSC認証材をふんだんに使った温かみのある素敵な建物で、会場がぎゅうぎゅうになるほどのみなさんにお越しいただきました
毎年、地域のママたちと一緒につくってきた子そだてフェスタ。今回はおもにウィの「赤ちゃんとわたしの井戸端会議」に参加してくれたみんなとアイディアを出し合い、準備してきました。ママの提案で今回は新しく「はたらく車コーナー」が登場し、子どもたちは屋外の消防車に大興奮。
気仙沼から来てくれた人形劇サークル「おはなしたんたん」さんは、子どもたちの心をぎゅ~っと掴んでくれたほか、「親子でワークショップコーナー」「癒しのコーナー(マッサージなど)」も大人気でした。パン教室では、みんなかわいいバレンタインパンをつくりました。
また、子そだての事をもっとみんなで考えたい! と、南三陸町子ども・子育て支援事業計画へのパブリックコメントに気軽に参加できるコーナーも設けました。ママたちだけでなく、パパたちもたくさんご意見をくださいました。後日まとめて南三陸町へ提出しました。
毎年町内で場所を転々としながら開催してきた子そだてフェスタも5回目。子どもたちの成長と、町の景色の変化が印象的でした。こうした取り組みをたくさんの方と重ね、一人でも多くの人が「この地域での子育てが楽しい、いいね」と思えることがWEの願いです。(中島)
写真入りフルバージョンはHPからご覧ください
https://womenseye.net/category/report

 

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女性のしごと相談窓口~開設中 対象地域:南三陸町・気仙沼市にお住いの方
ホットダイヤル  TEL 080-9256-0035 (相談窓口専用)
電話相談 利用時間: 毎水曜日 13:00-18:00、毎月第1・第3日曜日 10:00-13:00
対面相談:まずは電話でご予約ください。
電話相談利用時間以外にも応じますので、希望日時をお伝えください。
4月からは気仙沼市のご協力で、月に一度、気仙沼にて対面相談をお受けします。
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パン・菓子工房oui(ウィ)
年明け2月でオープンから丸3年になります。WEスタッフのパン職人さんは南三陸町で3人の子育てをするお母さん。定番のフランスパンや食パンのほか土地の美味しいをとりいれた商品も人気で、地域に根付いたお店になってきました。商品1000円以上のお買い上げから発送も承ります(送料実費)。お祝いやお礼のギフトにオリジナルの文字を入れたパン(2000円~)もお作りしています。どうぞお気軽にお問い合わせください。
https://womenseye.net/oui
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〔1月~3月の活動報告〕
1/13(月)ヨガ
1/18-19(土-日)グラスルーツ・アカデミー同窓会
1/20(月)りあんの会
1/27(月)りあんの会/ヨガ
1/28(火)旅するごはん会
2/3(月) ヨガ
2/9 (日)みんなの子そだてフェスタ@南三陸町生涯学習センター
2/10(月)りあんの会
2/13(木)まなびの女子会
2/15(土)出店 ひきだしマルシェ
2/17(月)りあんの会/ヨガ

 

*東京、その他
1/19(日)RQ共同シンポジウム「被災地の復興を長く続けていくために」(栗林)
2/5(水)埼玉県入間市社会教育課、人権講演(石本)
2/11(火・祝)みんなの全學寺プロジェクト「すきだっちゃ南三陸」

 

〔3月~4月の活動予定〕
3/28(土)ひきだしマルシェ出店
3/29(日)ふれあいフェス気仙沼出店
4/11(土)写真教室~プロフィール写真

 

*東京、その他
4/18(土)アースデー東京出店

 

:::WEの活動をご支援ください:::
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女性のまなざしで地域を元気に! みなさまのご支援が私たちの活動の力です。
東日本大震災被災地で一歩踏み出す女性たちが
学び、力をつけ、つながり、力を発揮できる機会をつくり、
復興途上の町の、村の、未来をともにつくっています
ご寄付はこちらのページから https://womenseye.net/support
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編集後記
昨年、復興庁のハンズオン事業で関わらせていただいた、東松島市の野蒜地区を再訪しました。会長はじめ、まち協の方々が本当に魅力的で、楽しく暮らせる地域を作っていくんだといろんな試みを仕掛けておられます。市民センターを活用した子育てサロン「ほっとスペース」では、会長自らハンドドリップで皆さんにコーヒーを振舞っているのだそうです。あなたのことを大事に思っていますよ、というメッセージを表現し合うこと。顔見知りになり、ちょっとした話を積み重ねていくこと。安心や信頼を生む原点を見せていただいたように思います。野蒜、人が響き合う地域づくりが始まっています。
(塩本美紀)
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特定非営利活動法人ウィメンズアイ(WE)/Women’s Eye
〒986-0782 宮城県本吉郡南三陸町入谷字山の神平10-1
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