投稿日:2015年12月26日

おらほのくらふと展
@ひころの里

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「縁がわアートin南三陸2015」の企画のひとつとして開催した「おらほのくらふと展」。
おらほの、は宮城で「私たちの」という意味です。入谷ひころの里にある文化財の古民家「松笠屋敷」会場に、町内の方々がステキな作品を出品してくださいました。
会期中の2日間は秋晴れにめぐまれ、ひころの里松笠屋敷の縁がわは、みなさんの精緻な手工芸品で美しくいろどられました。新聞等で告知していただけたこともあり町外からのお客様も多く、レベルの高い作品にみなさんたいへん関心を持って眺めておられました。

松笠屋敷に入って正面。春香さんによる大作のキルトと、昨年観光協会ショップみなみな屋の晴子さんに書いていただいた題字がお出迎え。
南方仮設手芸工作くらぶのみなさんがおつくりになった彼岸花が秋の風情をかもしだしています。

 

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松笠屋敷の縁がわはこんな様子。建物も皆さんの作品も素晴らしくて、とてもいい雰囲気になりました。
手前は町内での連続講座「さをり織り講座」(講師は気仙沼 工房 わい 山岸先生)に参加された方々のストール、タペストリー、バッグや布草履に仕立てた作品も。奥は「ほおんわか布帽子」という、お鍋の保温カバー。細かい工夫がされています。

 

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羊毛糸紡ぎと織物の吉田麻子先生の実演、今年も来てくださいました。和室で羊のカイロケースづくりのワークショップも。
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刺し子「りあんの会」の歌津教室の生徒さんたちの作品。この展示のために、刺し子柄とテーマを考え、時間をかけて準備してきた作品たちです。みなさんどんどん腕をあげていらっしゃいます。
長押にかかっているのは、節子さんの素晴らしい押し絵作品3点。吊るしびなもお上手なのに、最近押し絵にはまって岩手まで通って学んでいらっしゃるのだそう。すごい。

 

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入谷小学校鍵校長にお願いして、趣味で作っていらっしゃる素晴らしい切り絵を展示させていただきました。江戸時代の風情をだしているものから、子どもたちが喜ぶアニメのキャラクターまで。
奥には刺し子のれんが見えています。

 

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ご協力くださった皆さん、ありがとうございました。

 

2015年 縁がわアート「おらほのくらふと展」
日時:9月20日(日)、21日(月・祝)10:00〜16:00
会場:入谷 ひころの里 松笠屋敷縁がわ
来場者数:340名(2日間合計、ひころの里受付でのカウント)
出品者:さとうみファーム(吉田麻子先生)、さをり講座のみなさん、南方仮設手芸工作くらぶのみなさん、りあんの会のみなさん、入谷小学校鍵校長先生、阿部節子さん、須藤春香さん、高橋真理江さん、三浦晴子さん
助成:JT-NPO応援基金