投稿日:2022年6月2日

気仙沼市女性人材育成事業「アクティブ・ウーマンズ・カレッジ第5期」

ウィメンズアイは2021年度、気仙沼市の委託を受けチャレンジしたい女性の一歩を応援する連続講座「アクティブ・ウーマンズ・カレッジ」の第5期を企画・運営しました。

実施期間:2021年10月~2022年3月
 全6回連続講座 各回90分
対象者:18歳~40代の女性で市内在住の方または市内に通勤・通学をしている方
受講者数:21名 受講料:無料
託児:無料、事前申し込み制
託児実施団体:一般社団法人おりがみ(気仙沼)


2021年度開催実績


第1回 10月24日(日)10:00-12:00
タイトル:「女性の一歩を応援する連続講座」
講師:石本めぐみ(NPO法人ウィメンズアイ代表)
〔開講式、オリエンテーション、チームビルディング〕
緊張していた受講生の中に、自然とコミュニケーションが生まれました。開講式では、市長に参加者を応援する温かい言葉をかけていただきました。
*参加者14人、託児13人


第2回 11月7日(日)10:00-12:00
タイトル:「先輩から学ぶ、はじめの一歩の踏み出し方~好き・得意を地域で活かす~」
講師:菅原理香(aqua labo kesennuma主宰) 
講師:尾形綾美(日用品と喫茶ハチワレ堂オーナー)
〔セミナー、ワークショップ〕
同世代の地元女性2人に、起業するの経緯や、始めてからの変化を伺いました。自分で考え、決めて、行動に移す中で、自信がなかった自分からどんどん変わっていけるという話に受講生は勇気をもらいました。
*参加者18人、託児15人


第3回 11月28日(日)10:00-12:00
タイトル:「地域の課題に目を向ける~自分ごと化からはじまる活動~」
講師:小野寺愛(スローフード三浦半島代表/一般社団法人そっか共同代表)
〔セミナー(オンライン登壇)、グループワーク〕
神奈川県逗子市での自然の中での学び場「一般社団法人そっか」の活動、スローフード三浦半島の取り組みを伺いました。参加者たちの共感は深く、グループワークではスローシティ気仙沼での可能性をテーマに話が盛り上がりました。
*参加者10人、託児9人


第4回 12月12日(日)10:00-12:00
タイトル:「自分らしさ発見+自分の軸を探求~beの肩書きワークショップ~」
講師:栗林美知子(NPO法人ウィメンズアイ南三陸所長、ワークショップデザイナー)
〔ワークショップ〕
自分のことを話してみる。3人のグループでインタビューし合いながら、互いを探求しました。最後に話を聞かせてくれた相手に「beの肩書き」をプレゼント。ワーク終了後も受講生同志のおしゃべりが活発に続いている様子が印象的でした。
*参加者16人、託児11人
(後日、2回の補講を実施し、受講生21名受講)


第5回 2月27日(日)10:00-12:00
タイトル:「自分を伝えやすくなる名刺と私のアクションプランづくり」
講師:鈴木歩(デザイナー、ペンシー代表) 加藤尚(デザイナー、ペンシー)
〔ワークショップ(オンライン デザイン相談会開催)〕
「beの肩書き」をアクションにつなげる名刺づくりを気仙沼在住デザイナーの手を借りて行いました。受講生は、①自分を伝える情報を整理し、②写真を選択、③名刺交換時に伝えるフレーズを考えました。デザイナーとのやりとりで、受講生のその人らしさが鮮明になっていきました。
*参加者21人、託児3人


第6回 3月26日(日)9:45-12:00
タイトル:「小さな一歩~わたしのアイデアが地域をちょっぴり素敵にする~」
講師:石本めぐみ(NPO法人ウィメンズアイ代表)
〔グループワーク、名刺交換会、修了式〕
自分の名刺を手にした受講生たちはグループに分かれ、名刺交換の練習を行いました。最後は緊張の中、市長に1人ずつ名刺を手渡しながら1分で自分のことを伝えました。当日会場に来られなかった受講生もオンラインや事前録画などを用いて全員参加。修了式では、市長から参加証を授与いただきました。
*参加者14人、託児10人


受講生募集フライヤー


受講生の感想

「何かはじめたい、はじめなきゃとも思ったし、自分の1歩の大小は問われないところが、少し気が楽になった。」

「立場や周りからどう見られるか?を気にしなくなったと思います。自分が良いと思うことを小さく始めてみることを怖がらずに実行したいと思えるようになりました。」

「(地元講師の)お店には行ったことがあるけれど、起業のお話を直接聞けてよかった」、「自分のやってみたい気持ちの背中を押してもらえたようだった」

「色々頭で考えていたけど、地元講師のお話で聞いた「できることからやってみる」という言葉に背中を押されました。これから一緒に活動できそうな仲間たちと出会えたのも大きいです。」

「自分の内面を見つめるのが苦手で何回も失敗していたので、どうしようと思っていたけどAWCに参加して周りの人達を見ていく中で、やり方が少し分かってきた。」



主催:気仙沼市
企画・運営:NPO法人ウィメンズアイ