デジタルカレッジUP第2期は、就職や転職に向けたスキルアップや、キャリアアップを目指す女性の学びの場として12月15日より開講しました。 今回は、年が明けた1月25日に開催した対面講座第2回の様子をご報告します。
前回のオリエンテーションから1ヵ月間、受講生の皆さんはオンライン学習ツール「Udemy Business」や学習DAY、初心者講座等で学びを深めながらこの日を迎えました。
今回の講座では、「ママの就労支援事業」を運営するLIFULL FaM(ライフルファム)から渡邊瑞季さんを講師としてお招きしました。
テキストコミュニケーションを今改めて学ぶ理由は、コロナ禍を経てテレワークが増加した現在、チャットやメール等の文字でのやり取りをする機会も多くなり、顔が見えない相手との相互理解を深めることが求められていること、また口頭での会話は流動的になりやすくお互いの認識のズレによるミスを防ぐためにも、ビジネスにおいてテキストコミュニケーションが重要なスキルであるためです。
渡邊さんからは、出産や子育てを経験し、2年間隔で転職した経歴、LIFULL FaMで働くまでの経緯、テレワークの説明や雇用型と自営型のテレワークの自由度、保証の違いからメリット、デメリットをお話しいただきました。
次に、静岡と福岡と気仙沼会場をオンラインでつなぎ、先輩テレワーカーより、LIFULL FaMに所属したきっかけや仕事の内容、1日のスケジュールなどをお聞きする場を設けました。
「子育てや家事などをしながら学んだり仕事をするのは大変ですが、私は割り切って行動の取捨選択をしています。自分の働き方を自分で考えて決めることで、人生を豊かにするきっかけになればいいなと思います」
「何を始めるにも不安はあります。どんな仕事も自分1人でやっているものは無くて、相手がいることなので気持ちを素直に伝えながら勇気を出して一歩を踏み出してほしいです」とメッセージをいただきました。
テキストコミュニケーションにおいて重要なのは「情報を正確に伝達すること」、「円滑な人間関係を築くためのポイント」であることであり、情報を正しく伝え認識のズレをなくす為にはどのように改善したらよいかについて解説がされました。
実践ワークでは、会議の日程変更のメールや情報を伝える返信メールを実際に作成してみました。ほとんどの受講生が、今日習ったテキストを振り返りながらサポートスタッフを頼ることなくワークを進めることができ、この短期間でのスキルアップを感じました。
「仕事って結局は人と人の間で発生するもの。テキストコミュニケーションを身に着けることは、どのお仕事でも通用するポータブルスキルです。 私は皆さんより少し先にテレワークやフリーランスのお仕事を始めただけで、その悩みや不安な気持ちは痛いほど分かります。解消していくには1つ1つやっていくしか無いのだと思います。それが自信になるので頑張っていただきたいです」とお話ししてくれた渡邊さん。
この日の受講生からは、
「デジタルカレッジUP第1期を受講した友達とテレワークをしたいなと思って、今回受講しました。なので今日のお話は為になったし、やる気が湧いてきました」
「事前に初級講座を受けていたおかげで、今日はスムーズにワークが出来ました。活かせて良かったです」などの感想がありました。
次回対面講座の3月23日がデジタルカレッジUP第2期のラスト。
ウィメンズアイのスタッフ一同も学習DAYや初心者講座、グループチャット等で全面的にバックアップしていきます。
取材・文 ローカルライター熊谷美里
編集 ウィメンズアイ